こんにちは、ジョージ(@George3cube)です。
最近のスマートフォン市場を見てみると、アイフォンがやっぱり人気ですよね。
[voice icon="https://georgelog.com/wp-content/uploads/2017/08/cropped-cover.png" name="ジョージ" type="l"]「絶対買わないけど。」[/voice]
かといって、サムスンも買わないし、国産のソニーやらシャープなんかも買いません。
前にも言いましたが、世界でのスマホ出荷台数は1位:サムスン、2位:アップル、3位:ファーウェイ、4位:オッポです。国別に見ると、韓国・アメリカ・中国・中国なわけです。
[voice icon="https://georgelog.com/wp-content/uploads/2017/08/cropped-cover.png" name="ジョージ" type="l"]「世界的にも東アジアが世の中を引っ張っていってますよね。」[/voice]
ランキングには入れてませんが、日本でもなじみのあるASUS(台湾)も東アジアなので、「東アジアで発売されているスマホ」に関心がいくのは自然な流れです。
今日は中国メーカーのXiaomi(シャオミ)から発売されました「Xiaomi Mi A1」を紹介します。
Contents
Xiaomi Mi A1のスペック
OSが従来のものとはコンセプトが違う、android oneを採用しています。
といっても、Android 7.1をベースにしているので操作が大きく変わるようなことはありません。詳しくは後述で説明しています。
メモリは4GBのみですが、ストレージは64GBも選択できるし、CPUはZenfone3やMoto G5 Plusにも搭載されているもので、「なんだ型落ちか」と思われた方もいるかもしれませんが、十分な実績と安定性を確認できているCPUだと考えてもらえればいいです。
また、当時のZenfone3などの625搭載機種は定価で4万円近くしていたこともあり、そのCPU搭載機種がリーズナブルに購入できるのも魅力だと僕は思います。
Xiaomi Mi A1の外観
カラーは三色あって、どの色もやわらかい色味で人に馴染むデザイン
パッケージ
外箱をはがすとシャオミのマークが表れて、スマホがポップなことを想像させます。
今回はブラックの紹介です。ベゼル部分も黒なので、電源を入れなかったら真っ黒です。
付属品は写真のものすべてです。
- 本体
- USB Type-Cケーブル
- 充電コネクタ
- 保護フィルム
- 説明書
箱から取り出した本体正面
背面にはカメラと指紋センサーがあります。
正面側面(右)
正面側面(左)
SIMトレイはSDカードとのハイブリッド(DSDS対応)
底面(USB Type-C)
上部
デュアルカメラと指紋センサー
電源を投入して、android oneのホーム画面
ナビゲーションバーはディスプレイの外にあります。これは好き嫌いが分かれるところ。
最後に充電コネクタのスペック(5V=2A)
お得なパッケージセットもあり
ソフトケースと強化ガラスのセットが+2,000円で購入できることになります。
正直な話、安いかと言われればどちらでもない気がします。本来ならアマゾンなどで、好きなケースとかフィルムとかを購入するのが楽しみの一つでもあるのですが、新機種でしかも日本未発売の機種なのでアクセサリーを揃えるのも、それなりに苦労しちゃうんじゃないかなって。
なので、純正のケースと強化ガラスがセットになっているパッケージセットを買うが時間もお金もある意味節約になると思います。
絶妙な薄さがたまらない!
薄さと丸みが絶妙なんです。
持った瞬間「このスマホほしい!」と感動しました。
ここ最近は8mm後半の厚みがあるスマホをレビューしていたので余計にそう感じたのかもしれませんが、Xiaomi Mi A1は7.3mmの薄さを誇り、あのアイフォンX(テン)の厚みが7.7mmなのでちょっと優越感に浸れます。もちろん重さもアイフォンXが174gに対して、Xiaomi Mi A1は165gと圧倒的な軽さも魅力の一つです。
結局はスマホの保護を考えて、ケースやガラスフィルムをつけると思うので、本体自体が薄いのは割と重要です。
OS:android oneとは
Android Oneは、主にアジアなどの開発途上国、新興国市場での流通を目的とした、ミドルからローエンドの低価格帯スマートフォンである。これらの国では裕福層が少なく、高価な端末を購入できる人が少ない。逆に安い端末となると性能が低すぎる上にアップデートが提供されない問題が起きている。Googleはこれらの問題を解消するために、Android Oneを市場に展開した。プロジェクトは2014年よりスタートして以降、世界21ヶ国で展開している。
開発は、各国のパートナーとGoogleが協力し、その国のニーズにあった高品質なハードウェアと、Googleが考えるAndroid体験を実現するソフトウェアを兼ね揃えたスマートフォンを作る。ハードウェア設計から部品の調達までGoogleが行っており、各メーカーから販売されるAndroid Oneは、全て同等の性能を有している。
ソフトウェア
オペレーティングシステムはAOSPに準拠した非カスタマイズAndroidが搭載されており、Googleによって最新のアップデートが提供される。そのため比較的古いモデルも、最新のAndroidバージョンへのアップデートが保証されている。OSアップデートの保証期間は発売日から最長2年までとなっている。
引用:ウィキペディア
「簡単にいうと、Googleとスマホメーカーが共同で開発したスマホがandroid oneです。」
通常はGoogleが開発したOSをスマホメーカーが権利を買って開発します。その場合、OSがアップデートするのかどうかもGoogle次第だし、そこに保証なんてものはありません。
android oneは発売してから18カ月間で1回(最低)のメジャーアップデートと、発売から最低2年間までの毎月のセキュリティーアップデートを保証されるのです。
これって、スマホの詳しいことわからない!っていう人とか、とりあえず長く使いたい!なんて人には嬉しいことですよね。
OSの提供元であるGoogleが保証してくれる安心感って今までなかったですしね。(メーカーが保証することはあったけども)
Xiaomi Mi A1の性能テスト
3つの性能テストで優秀な結果がでてます。
AnTuTu ベンチマーク(v6.2.7)
3回の平均スコアが64152点と十分な結果がでました。
- 3D:13,171
- UX:24,343
- CPU:21,135
- RAM:5,503
android oneの負荷がどれくらいなのかが未知数ですけど、コンセプトがそもそもミドル帯に向けて考えられていて、ベースが7.1なのを考えると、6万点台のXiaomi Mi A1はサクサク動くことは間違いありません。
→ベンチマークスコア一覧表はこちら
3D MARK
この3D MARKのスコアも実は結構いいんですよね。
P10 Liteに3,000点近く勝ってるので、HUAWEI(ファーウェイ)よりコスパがいいんじゃないかなって。
→ベンチマークスコア一覧表はこちら
Geekbench
シングルコアのスコアは普通です。
でも、マルチコアのスコアはかなり高いです。
→ベンチマークスコア一覧表はこちら
気になる価格(2017/11/19時点)
さてさて、Xiaomi Mi A1はどれくらいで購入できるか。
中国通販サイトからの購入になりますが、驚きの22,897円です。
同じメモリ・ストレージ容量で、パッケージセットを選んだ場合は、下記の金額になります。
さらに当サイトは公認アンバサダーなので、クーポンも配布しています。
[aside type="normal"]〔クーポンコード〕PAYPAL(期限:11/30まで)[/aside]
[btn class="big lightning"]Xiaomi Mi A1 商品ページ[/btn]
まとめ
「技適なくなればいいのに」
率直にそう思います。
日本では国外のスマホは長期間使うことは禁じられています。電波法に「技適マーク」のない電波を発信する機械は、日本国内での使用ができません。
冒頭にもお話したとおり、世界のスマホはほとんどが東アジアのメーカーで形成されています。ただし、その中に日本はまぜてもらってません。
要するに「海外の魅力的なスマホが使えない国」なんですよね。
今回紹介したXiaomi Mi A1はスペックも外観のクオリティも、そしてandroid oneというGoogleからのOSバックアップ保証もあって、価格が2万円前半です。
なのに、日本では使えません。シャオミが日本へ進出するのであれば、「日本版」として技適マークの付いたA1が発売されるのでしょうが、今のところはありません。
SIMフリーの文化がようやく日本で定着してきたので、今度は技適マークがなくても国内で使用できるようなハードフリー化に動いていけばと期待しています。